菅野農園 FruitsProvider 菅野崇明 x Era Creative Design 石田司
果樹園のブランディング化のための
新たなデザインに
事業内容
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商品名
果樹BOX(2kg)
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依頼内容
果樹BOX2キロ箱デザイン、ロゴデザイン、果樹園紹介チラシ
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制作期間
2ヵ月
CLIENT
事業者 菅野農園 FruitsProvider 菅野崇明(伊達市)
菅野農園は主に桃・りんご・さくらんぼを生産しています。
郡山の愛情館、道の駅りょうぜん、あとは農園の直売所で販売をしていますが、直接買いに来ていただけるリピーターのお客様も多く、とても有り難いです。
感謝、細かな気遣いを意識してお客様のことを考えた販売が当農園の売りだと思っています。リピーターのお客様が増えるというのは果物の美味しさは当然ですが、そういうところもあるのかなと思ったりはします。
自身でもイラストを描いたり、デザインをしたりしていましたが、知人からふくしまクリエイターズバンクの紹介があり、自分だけで考えているイメージだけではなく外からの風を入れるのもいいかなという気持ちで応募しました。
霊山をメインに、太陽、雲、果物などがポップに配置され、北欧っぽいデザインに仕上がりました。自分では思いつかないデザインが仕上がってくる過程がとても楽しかったです。
近年は少量規格の販売の需要が多く、今回は2キロの箱を作りました。実際この箱を使っての販売はこれからというところですが、妻からは「いいね」と言葉をもらいました。
知人からクリエイターズバンクを紹介してもらってとてもよかったです。
▶webサイト:菅野農園FruitsProvider
CREATOR
クリエイター Era Creative Design 石田 司(郡山市)
菅野農園 FruitsProvider様より、桃、さくらんぼ、りんごなどの出荷、販売に使用できる「果樹の箱」のご依頼をされました。まず、打ち合わせ時に菅野農園さんの歴史、果樹の種類、栽培方法、今までの販路などをヒアリングし、ただ「果樹の箱」を作る、という考えはやめたいと思いました。長くやってきた果樹園さんだからこそ、一つの新しいデザイン要素を取り入れるだけで、今までの信頼を失うこともあります。「果樹の箱」をつくるという感覚より、今の時代や霊山という環境にあったデザインのブランディングを考えました。
基本捨てられる出荷の箱に、もうワンアクション起こさせたい。それは果樹園だからこそできる色とりどりの「果樹のおもちゃ箱」です。カラフルで目を引き、買った後、もらった後でも絵になるようなもの。この箱で果樹が届き、おいしく食べていただいた後に様々なシーンでの再利用。そんな様々なお客さんの笑顔を想像しながら制作させていただきました。