浜福 x OKU DESIGN 奥河千弘
商品のロゴマーク、パッケージデザイン
事業内容
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商品名
ふくしま浜キャンプ飯
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依頼内容
商品のロゴマーク、パッケージデザイン
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制作期間
約5ヵ月
CLIENT
事業者 浜福 日下とも子
今回デザインを依頼させていただいたのは「新地町に海産物を使った特産品をつくる」そんな思いからでした。
新地町の海では「常磐もの」と呼ばれるブランドの魚介類が水揚げされています。新鮮な魚介類を味わえるのが魅力の地域ですが、海の近くのキャンプ場でも海鮮を食べる方が少なく、どうしてもお肉を食べる方が多いという状況がありました。「近くでこんなに新鮮な魚がとれているのにもったいない」「福島の魚をもっと食べてほしい」と感じ、「海鮮キャンプ」を楽しんでいただけるような特産品の開発をはじめました。
作りたい商品はあるのにデザインを頼める人脈もない状態で知ったのが「ふくしまクリエイターズバンク」でした。クリエイターの奥河さんは私達が伝えたいメッセージを形にして色々なパターンの提案をしてくださり、「キャンプに行く」「お土産を持って帰る」どちらの意味も掛け合わせたようなデザインを作ってくださいました。メッセージ性のある覚えやすいパッケージで商品を後押ししてくれたように感じ、とても感謝しています。
「ふくしまクリエイターズバンク」を通じて、思いを形にしてくださる素敵なクリエイターさんとの繋がりができました。また、補助金があることで妥協せず商品を作ることもできたので、応募してよかったと感じています。応募を検討されている方にもぜひ使ってみていただきたいと思いました。
今回パッケージをデザインしていただいた「ふくしま浜キャンプ飯」は魚の骨や生ゴミなどが出にくく、パックを開けてすぐに使っていただけるので、キャンプや屋外でのイベントにも取り入れやすい商品です。お肉もいいですが、ぜひ海鮮キャンプで福島の味を楽しんでみてください。
▶webサイト:浜福
CREATOR
クリエイター OKU DESIGN 奥河 千弘(郡山市)
「タコシウマイ」などを開発・販売する新地町の『浜福』様のご依頼で「ふくしま浜キャンプ飯プロジェクト」のロゴ・商品パッケージのデザイン制作をさせていただきました。
打ち合わせ時に丁寧にヒアリングし、新地町にはキャンプ場があるが、近くに海産物を購入できる場所がないという課題や美味しい地元の海産物を食べてほしいという想いを聞き、「キャンプに行くときに気軽に相双の海産物を!」をコンセプトにロゴマークを制作しました。
パッケージは、海産物の内容が季節ごとに変わることから、シンプルなデザインで統一感を出すように展開。波のイラストは新地町の海の色に近いカラーになるように浜福様と何度も調整しながらデザインしました。
是非、新地町に訪れた方やキャンプなどでふくしまの海産物を食べてほしいです。